エピソード

丁寧なフォローで、就職未経験者を転職成功に導く

人材ビジネスに関わったこの1 年。一番印象に残るエピソードは?

23歳求職者からの求職依頼を受け、転職あっ旋に成功した事例をお話し致します。

ご本人は、学生時代から公務員希望であり、大学3年次の就職活動では民間企業を受けず、公務員試験一筋でした。しかしながら、4年次ならびに卒業1年目・2年目の公務員試験でも合格が果たせず、遂に公務員就職を諦め、民間への正社員就職活動を決意。当社にご相談に来られました。本人の就業歴はというと、卒業後1年間は資格取得学校に通学。その後、都内某区の施設にて期間限定社員として勤務はしていたものの、ほぼアルバイトに近い雇用環境だったとのことでした。従って、勤務経験としては十分の経験を保持しているとはいえない状況だったものの、性格は素直で、人柄も明るく、なかなかの好青年という印象を受けました。

最初の面談以降、すぐ案件の紹介を行うよりは、転職活動を行うためのベース作りを行った方が良いと判断し、社会的経験が乏しい求職者に対して下記のような対応を行うことにしました。

 

・履歴書・職務経歴書の丁寧な作成
大学時代に民間企業への就職活動経験が殆ど無かったため、エントリーシート(履歴書・職務経歴書)作成の知識が少なかった。そのため作成のポイントを指導、数回の書き直しを経て完成。特に勤務経験が短いため、学生時代の活動を含め、いかに自分自身を表現するかについてを指導。
・面接指導
面接経験も少ないため、模擬面接も数回実施。ポイント指導を行う。また転職活動そのものの経験を積むため、インターネット上の転職サイトを通じた就職活動もするようアドバイス。複数の企業に応募し書類提出、面接等も経験する中で、企業の考え方も含め、就職・転職活動の実経験も積むこととなった。

 

ちょうど面談から1ヵ月後、某大手メーカーの子会社より、営業職の求人依頼(営業職)が当社に来ました。経験不問とのことであり、企業風土・処遇も悪くないことから、彼の適職と判断し、本人へ紹介したところ、是非応募したいとの返答を頂きました。

一方、企業側も社員の平均年齢が年々高くなっていくことから、若年層の採用が急務となっており、経験が乏しくとも、保有能力次第で採用を検討したいとのことでもあったので、「是非一度面接をして頂けませんか?」と、当方からも強くプッシュをさせて頂きました。幸い、一次面接で求人企業より好印象を受け、そのあとも順調な選考を経て、無事内定、採用となりました。(その過程でも必要なアドバイスも逐次行い、転職プロセスに伴走させて頂きました)

そのエピソードで感じたこと、そのエピソードを通じて学んだことは何ですか?

ご本人自身の資質、能力があったことが転職成功の一番の理由ではありますが、社会的経験の乏しい求職者へ、転職活動への具体的なアドバイス、提案ができたことが、転職成功に結びつけられたと思っています。特に、拙速に流れることなく、きちんと時間をかけ、転職者の状況を理解し丁寧なフォローをしたことに加え、企業サイドの人材課題を捉えたマッチングに繋げることができたことは、一つの大きな経験となりました。

匿名

人材紹介事業者協会会員

人材紹介コンサルタント

金融業界出身、系列の人材サービス会社で約10年のコンサルタント経験あり。

   
更新日時:2016年04月

関連するタグ