エピソード

兄から弟へ。企業と学生の出会いを生み出すことの価値

人材ビジネスに関わったこの1 年。一番印象に残るエピソードは?

当社では「ジョブキタ新卒」という新卒採用の商品を運営しています。「ジョブキタ新卒」を立ち上げたのは2011年の夏、東日本大震災が起きた年です。全国的に新卒採用を控える事例が多発し、それは北海道エリアでも同様で、北海道での就職を考える学生にとってはかなり厳しい就職活動を強いられておりました。そこで学生の力になりたいと動き出したのが商品誕生のきっかけです。

 

ジョブキタ新卒の特徴は、北海道の中小・零細企業などの情報発信が主であること。北海道というエリアにこだわり、そして40年以上求人事業を展開してきた当社だからこそ、大手企業の情報発信が中心ではなく、北海道の中小・零細企業の情報を発信したいという思いが根本にあります。そしてそのために、中小・零細企業に新卒採用の意義を理解してもらい、採用枠を設けてもらうことが商品を立ち上げるにあたり最初のスタートとなりました。

 

一方で就活生は、(自身の当時を振り返ってみてもそうですが)企業の知名度に引っ張られてしまう傾向があります。B to Bだったり、あるいは情報発信が苦手であったりする企業のことは知らないというのが現状です。そういった企業様の魅力をしっかりと伝えて、学生と出会える場を作るのがジョブキタ新卒のミッションでもあります。その工夫の一つとして、ジョブキタ新卒主催の合同説明会では、弊社スタッフと学生が必ずコミュニケーションをとります。希望の企業は? 業種は? 職種は? エリアは? 企業選びの最優先ポイントは? 様々な情報をヒアリングしながら、出展している企業の情報を伝えて、出合いの可能性を広げています。

 

このようなジョブキタ新卒の運営に携わっている中で特に印象に残っているエピソードは、ご兄弟の話です。ひさしぶりに新卒採用を行った企業様が、ジョブキタ新卒で1名内定を出しました。聞いたところによると、合同説明会に来場するまでは、その学生さんにとってその企業は第一志望どころか、話しを聞く予定でもなかったとのこと。弊社スタッフと話すことで、自身の希望とその企業がマッチしているのでは?ということに気づいたそうで、応募→内定へとつながったそうです。

 

実はその話しには続きがあり、翌年その企業様の新卒採用はなかったのですが、その企業様に採用になった方のご兄弟がジョブキタ新卒に就活生として来場。「北海道に根付いた企業に出会えるし、スタッフからのアドバイスもあるので、参加してみるといいよ」とお兄さんからアドバイスをもらい来場したようです。続けて、「兄が良い企業に出会えたから、私もここで良い企業に出会いたいんです」という言葉も。私たちの取り組みが、新卒採用に不慣れな企業の採用活動の成功と、学生の視野の広がりにつながっていることが実感でき、非常に嬉しかったエピソードです。

そのエピソードで感じたこと、そのエピソードを通じて学んだことは何ですか?

学生によって企業選びの優先ポイントは異なるでしょう。おそらく大手企業の就職を目指す!という学生の割合が多いかもしれません。が、中小・零細企業でも細かな事業内容や社風を知ることで学生の入社意欲は湧きます。そういった企業や学生の橋渡しをする私たちの存在は、絶対に世の中に必要であることを感じました。

人材ビジネスで頑張る皆さんへー激励メッセージ

人材ビジネスという仕事の価値を改めて考えてみてはいかがでしょうか。自身の仕事が世の中の人々に(それは特定の誰かでも構いません)どのような影響を与えるのかを考えてみると、私は前向きになれました。人それぞれ価値観・やりがいは異なると思いますが、もし壁にぶつかった時などは、参考にしてみてください。

synapse_2016.04

 市橋 達也

株式会社北海道アルバイト情報社   総合企画室

2002年新卒入社。求人営業を10年経て、現在総合企画室にて、営業支援に関わる業務に従事。

   
更新日時:2016年05月

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