エピソード

「目標を定め、人を信じ、感謝を表す」ことが人を動かす

一番心に残っているエピソードは?

私は平成27年2月に今の会社に入社しました。以前、別の派遣会社に2年半ほど勤めたことがあり、そこではかなりハードに仕事をこなしてきたので、今度は製造派遣の仕事ですが、経験者としての自信は少しありました。

 

営業所に配属され、当初は営業所長に同行し、お取引先回りや応募者面接、スタッフの管理等、営業担当者として基本的な業務を習得してまいりました。主に営業所から1時間半ほど離れた地域にあるお客様の担当補助をしていましたが、入社4ヶ月目でそのお客様の担当責任者となり、右往左往ながら積極的にお客様の窓口の方と接し、コミュニケーションを深めていくことに努力しました。定着の面でお客様にご迷惑をお掛けすることもありましたが、訪問頻度とトラブル対処のスピードでそれを補い、徐々に信用を得ていくことができたと感じていました。

 

以前の派遣会社では、常にwebからの登録者が大量にいて、そのデータを利用して登録者と仕事の連絡を取っていましたが、当社ではまず、応募者を集めなければなりません。どんな媒体を利用するのか、webならばどれを、紙媒体ならばどれを利用し地域はどこに。どんな内容の原稿がアピールするのか。仕事の幅は従来より大幅にアップしました。

 

そうこうしているときに、お客様に呼ばれたので直ぐに訪問したところ、いきなり大幅増員のお話をいただきました。他の派遣会社にも一応依頼はするが、とりあえず当社は何人集めることができるのか、との真剣な問い掛けに、身の引き締まる思いがしました。お客様のご希望は最低70名とのことで、すぐに所長と連絡を取り、そのオーダーをお受けすることにしました。短期間での大幅増員に対応した経験は無く、頭が真っ白になりましたが、窓口の方の真剣さがひしひしと感じられ、この思いを会社に伝えなければと強く感じました。

所長はこの真剣みを十分に理解してくれて、お客様近辺の地域や営業所地域での募集は営業所が担当し、もう少し広域については本社の人材開発課に依頼し、また沖縄や北海道での募集も素早く手配してくれました。

 

当社では日系ブラジル人派遣スタッフにも働いていただいていますが、今回の募集は日本人を対象としたものでした。

ある程度のスピードをもって募集・採用活動は進みましたが、日本人スタッフの定着に問題が有り、思い通りに増員ができているとは言えない状況でした。次第にお客様窓口の方のお顔を見ることが辛い日々が続きました。

 

そんな状況の私を見ていた同じ営業所の日系ブラジル人社員が、日系ブラジル人の派遣スタッフを受入れてもらえるようお客様にお話ししてみてはどうか、と提案してくれました。日本語で日常会話がある程度できるようであれば可能性はあるのではないか、とのことです。私にはそのような発想が無かったので、提案をしてくれた同僚に感謝しました。おまけに日系人ネットワークで採用も協力してくれるとのことです。すぐにお客様にこのお話をしたところ、日本語の問題がクリアできればOKとのことでした。

 

今度も、所長は直ちに対応してくれました。日系ブラジル人社員4人に対して採用目標人数を割り当て、その進捗を毎週のミーティングで確認し、目標を達成した人には感謝を表し、達成できなかった人からは話を聴いてその原因を探り、全員で対策を考え、これを増員完了まで繰り返しました。所長の号令の元、日系人社員は互いに競うように採用活動に没頭し、素晴らしい成果を上げてくれました。採用人数がそのまま自分のお給料に反映されるわけではないのですが、自分が評価されることが一番のモチベーションとなるのだと分かりました。所長のリーダシップと日系人社員の頑張りにただただ感謝です。

 

「周囲を上手く巻き込んだ」わけではありません。「周囲が新米の私に力を貸してくれた」おかげで大量増員に対処でき、結果として新たな営業所を開設し、入社1年半の私が所長代理として新営業所の運営を担う事となりました。私が学んだ「目標を定め、人を信じて、感謝を表す」ことを新営業所でも実践していくつもりです。

そのエピソードで感じたこと、そのエピソードを通じて学んだことは何ですか?

日系ブラジル人は決して賃金の多寡だけで仕事を選んでいるのではない。

「目標を定め、人を信じて、感謝を表す」やり方は、どんな職業にも通じるものである。

迷った時、悩んだ時、何かを変えたいと思ってこのサイトを見る人材ビジネスに携わる方々に 元気と勇気が湧くような激励の一言メッセージを是非お願い致します!

悩んでいるのは決して自分ひとりだけではない。

助けが欲しい時は真剣に周囲に協力を求めれば、きっと何かが返ってきます。

[技能協_201608]サンキョウテクノスタッフ 坪林さま

坪林 直矢

株式会社サンキョウテクノスタッフ 静岡中部営業所 所長代理

入社 平成27年2月

平成28年6月に新営業所開設に際し、「所長代理」に昇格。35歳

   
更新日時:2016年09月

関連するタグ

お客様への対応スピードが坪林さんの身上です。その真剣な行動を営業所の皆も見ていたので、協力を得られたのでしょう。周囲を上手く巻き込んでいます。(上司/営業所長)