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今さら聞けない話 ~パート1 数字の話~


今さら聞けない話 ~パート1 数字の話~

皆さんも日々実感されていると思いますが、
人材ビジネス業界は、取り巻く環境(社会?)変化に大きく影響を受けます。
だからこそ私達は、今ある事実をきちんと理解し、未来に起こるかもしれない変化を想定し、
どうしていくかを常に考えておくことが重要です。
そこで、統計数字や法律のことなど、「今更分からないとは言えない!」けど、押さえておくべき重要事項を、基礎から最新動向までシリーズでお伝えしていきます。

改めて「人口ピラミッド」を見てみよう!

「世の中、少子高齢化が進んでいる。日本の人口は減少に転じた」とよく耳にします。

では皆さん、質問です。現在の「人口ピラミッド」は、どんな形になっているでしょうか?

あらためて聞かれると、意外と具体的なイメージが浮かばなかったり、何となく昔どこかで見た「ある時代の人口ピラミッド」が強く頭に残っていて、そんな漠然としたイメージのままニュースを聞いたり、発言していたりしていませんか?

世の中の変化を捉えるには、きちんと事実を押さえることが重要です。

今回は、「世代ごとの人口ピラミッド」から日本の人口の変遷を見ながら、その数字の意味することが何なのか?将来、日本はどうなっていくのか?人材ビジネス業界は何をすべきなのか?など、色々な視点から考察してみてはいかがでしょうか?

 

○1950年前後の生まれの年齢ピラミット(現在60歳頃)

きれいな正三角形のピラミッド。

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○1975年前後の生まれの年齢ピラミット(現在40歳頃)

24歳以下を見ると、徐々に「少子化」の影響が出始めている

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○2000年前後の生まれの年齢ピラミット(現在17歳頃)

団塊ジュニアの29歳以下は、逆三角形に近い形になっていて、少子化の影響が顕著に表れている

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○2020年前後の生まれの年齢ピラミット

団塊ジュニア世代以下の少子化に歯止めかからず逆ピラミッドがさらに顕著に

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○2050年前後の生まれの年齢ピラミット

若年層ほど、人口が少なくなっている。85歳以上の女性高齢者が圧倒的に多い

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「少子高齢化」と聞いて「あぁ、そうなんだ。大変!」と思うのと、その推移を年代別に実際の数字を見てみた時の、「こんなに深刻な状況なんだ!!」と感じるのとでは、捉え方が全然違ってきますよね。現実の脅威と実感できた時、人は本気で「これからどうしらいいんだろう」と真剣に考え始めます。

ニュースだけを見て分かった気にならず、事実(数字やグラフ)を実際に見て、現実をきちんと捉えるようにしましょう。

■「老人による交通事故が増えた」このニュースの捉え方は?

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私もよく「老人による交通事故が増えた!」というニュースを見かけます。

事故の発生率自体は減っているのに、高齢者が関与する事故率は上がっているからです。

当然と言えば、当然です。高齢者の免許保有率も、高齢者人口も増えているわけですから。

このニュースを聞いた時に、表面的に「なんてことだ。免許返納を義務にすべきだ」と考えるか、これから高齢化が一層進む中で(特に地方)、「社会全体でどう支えるかの対策が重要」と理解するかで、次に何をするべきかが変わってきます。

 

「少子化」「高齢化」で、社会の人口構造が今後も劇的に変化することが予想されます。

漠然としたイメージでニュースを捉えずに

  1. 交通事故数の増加の観点
  2. 犯罪数の増加の観点
  3. 労働力人口の減少の観点(正規雇用・非正規雇用、多様な働き方など)

様々な観点から、事実を元に、その事象を丁寧に読み解くことで、見えてくること、気づくことも多いと思います。見えること、気づいたことが多ければ多いほど、我々が人材ビジネスを通じて、今よりもっと社会を元気にリードできるかもと思います。

   
更新日時:2017年04月